企業情報

分析機器事業

「分析」は、医薬品の研究開発から化学工業品の品質管理、食品中の有害物質の混入確認や水道水の水質検査など、様々な場面で行われています。​

分析機器事業は、ジーエルテクノホールディングスの100%子会社であるジーエルサイエンスを中心に展開しており、ありとあらゆる分析を支えるための装置や消耗品、試薬など、様々な製品を取り扱っています。

分析のための手法はいろいろありますが、その中でも、当事業ではクロマトグラフィーに関連する製品を中心に活動を行っています。クロマトグラフィーは、代表的な分離分析手法の1つであり、測定したい化合物の量を正確に知ることができるという特長があります。​

液体クロマトグラフィー

ジーエルサイエンスにおける代表的な主力製品は、液体クロマトグラフィー用のカラムと呼ばれる消耗品です。十分な分離性能と安定した分析結果を得るためには、高度な化学技術が必要です。​

40年近くかけて培った技術やノウハウを活用して製品化したジーエルサイエンスのカラムは、国内外で高い評価を受けています。​

ガスクロマトグラフィー

ジーエルサイエンスでは、揮発性物質の分析に強いガスクロマトグラフィーにも力を入れています。近年では、化石燃料に替わるクリーンなエネルギーとして水素やアンモニアが注目されています。その実用化に向けた研究では、ガスクロマトグラフィーによるガス分析が必須となっています。​

最適な装置や消耗品、場合によってはオーダーメイドの分析システムを提案することで、そのような研究を支えています。​

他社メーカー製品

ジーエルサイエンスでは、日本国内を中心に、自社製品はもちろん他のメーカーが製造している装置や消耗品も取り扱っています。​

お客様の要望に合わせて、自社製品に限らず他社製品も含めた中で最適なソリューションを提案することで、この分析業界において高い評価を受けています。

グループ会社製品

ジーエルサイエンスの100%子会社であるフロムでは、液体クロマトグラフィー用のユニークな装置や消耗品を製造・販売しています。​

その中でも送液ポンプについてはクロマトグラフィーだけでなく、近年注目されている化学合成手法である、フロー合成用としても多く使われています。